海外旅行記7日目(タリン4日目)
今日からタリン工科大学で1ヶ月のインターン的な何かをする事になっている。
待ち合わせの時間まで少し時間があるので、バスで50分ぐらい先にある警察署にe-Residencyのカードを取りに行くことに。
IT立国であるエストニアでは電子住民という制度があり、審査さえ通れば誰でも登録することができる。
本来なら日本にいながらエストニアで起業するみたいな使い方ができ、
納税などもカードでできるようになるはずなのだが
別に起業する訳ではないので自分にとってはただの100ユーロするカードにすぎない。
エストニアに行く10日前ぐらいに申請した。
普通は東京のエストニア大使館にて受け取るのだが、30ユーロ追加でかかるのと、どうせエストニアに行くのでタリンで受け取りをすることに。
他の人のブルグでは基本申請が通るまで数週間、そこからカード受け取りまで数週間、長いと数ヶ月かかると言われていたので心配だったが、
割とすぐ受け取ることができた。
自分の場合は
- 5/16 申請
- 5/28 申請の受付と審査開始のメールが来る
- 6/6 電子住民申請が認可される(本来はここからが長いはず)
- 6/7 警察署に届いたので取りに来い
というスケジュールだった。
まさかの一番時間かかるはずの期間が1日だったので拍子抜けしたが、まぁエストニア国内ならこのぐらいのスピードなのかもしれない。
日本にいる場合、ここからアポイントメントをとって取り行ったり、簡単な質疑があるらしいのだが、
自分の場合は指紋を登録して終りという数分で終わってしまった。
なお警察署は9時に開くのだが9時10分に到着した時点で100人以上いたので、どこの国も月曜の朝は混んでいるのかもしれない。
警察署では入ると整理券をとった後、皆写真を撮る列に並んでいたので自分も並んでいたのだが、
次が自分の番というところで整理券が呼ばれたので列を抜けてしまった。
結局何も言われなかったし、また長い列に並ぶのも面倒だったので取らずに出てきてしまった。
あの機械はなんだったのかわからず仕舞いである。
なお警察署にはロシア人が多かった。
こうして手に入れたe-Residencyカードはこちら カードリーダーもついてくる。
入手も終わったのでホステルへ一旦戻り、タリン工科大学へ。
一応研究室のメンバーを紹介してもらったが、やはりエストニア語がわからないのでなかなか会話に入っていけず、
オタク固有のアウェイでは無口になるコミュ障を発揮してしまった。
ただ、他の研究室もみても、「エンジニアリング」が感じられる大学だった。
夏季休業中だというのに、学生が開発したロボットや自動運転車が走っているいるし、
そこら中に3Dプリンターやレーザーカッターがあるし、
廊下には学生が製作したデバイスが展示してある。
もしかしたら東大の工学部も研究室の中は同じ感じかもしれないが、自分はあまりみたことがないので新鮮だった。